はじめに
新型コロナの拡大防止ため、出かけるのははばかられ自宅で過ごす時間だけはたっぷりあります。前からやってみたかった自宅でベーコン作成をしました。
要件
- 賃貸の集合住宅、庭なし
- ガスコンロ
- 燻製器などはなし
- 消耗品や他に使い回せるものなら買ってOK,専用の機械(ex.燻製器)は購入しない
概要
用意したもの
- 豚バラ肉
- 塩
- 燻製チップ
- アルミホイル
- アルミのケーキ型
- 温度計
流れ
- 1週間前
- 塩漬け
- 1日前
- 塩抜き
- 乾燥
- 当日
- 燻す
詳細
1週間前
豚肉に塩をまぶして一週間ほど放置します。塩は豚肉の5%~10% とありました。今回は500g の豚肉を買ってきたので35gの塩をまぶします。(こういうXX ~ YY となると間をとってしまう小心者)まぶしたあとに、調味料入れで燻っていたガーリックソルトを発見。「ハーブ的なものもあるし塩の量も7%と既定値より少なめなので、追加してOK」の判断のもと、ガーリックソルトも追加。
雑に塩をまぶされた豚バラ |
あとはキッチンペーパーでくるんで、ビニール袋にIN → 冷蔵庫で1週間放置。その間1日に一度位上下ひっくり返したほうがいいらしいので、冷蔵庫を開けるたびにコロコロしてました。
前日
バッチリ塩をまぶされた豚はそのままだと塩っ辛いので塩抜きをします。
久々のご対面。腐ってなさそうで安心 |
水の中に豚バラを突っ込んで半日ほど放置すればいいとのこと「塩水にしたほうが浸透圧とかでなんかいい感じになりそう」という思いつきのもと、ボールに豚と水を入れてから、塩を小さじ1杯ほど追加しました。4時間放置。「味見したほうがいい」とあったので味見します。
焦げ目ってぐっときます |
まだ塩っ辛い気がしたので、もう3時間ほど水につけることにします。3時間経過後「さっきも塩っ辛いけど食べれないわけでないかったし、これ以上の味見は不要」という自己流判断。
次の工程、乾燥に進みます。濡れたまま燻すとすっぱくなるとかなんとかで。キッチンペーパーで水気を拭いたあと、豚肉を(ラップとかせずに)そのまま冷蔵庫にIN!匂いがついたり出たりしないか不安でしたが、特に支障ありませんでした。よかった。(冷蔵庫に一晩いれてました)
当日
「ベーコン作ろう」と思ってから1週間、ようやく燻すせます。燻すため道具として準備したのが下記です。
- 燻製チップ
- アルミのケーキ型
- 温度計
すべてダイソーで購入できました。(温度計のみ500円します。)
燻製チップは1袋で足りました。 |
ケーキ型にチップを広げ、「ザラメを混ぜたら色艶がよくなる」とどこかで見たのを思い出し、砂糖を追加。
どうせ燻すなら味玉も追加。 |
もう一枚のケーキ型に煙が出やすいように穴を開けた後、ひっくり返して豚肉とかをセット。いい感じの蓋がないのでアルミホイルで覆いました。
素人調べでは60℃前後で3時間とありましたが、全然無理でした。。。
煙を出すために点火 → 煙出るまで待つ の間に80度、100度とどんどん温度が上昇してしまいます。。。
ので、正しいベーコンは諦めて、下記を満たせばOKとします。。
- 肉の中心温度が68度以上を10分キープ
- なんか煙をまとった感じ(チップが全部黒焦げになればOK)
- フライパン内部の温度は70度~140度位をキープしてればOK
- (温度が高いので)90分加熱したらOK
「肉の中心温度が68度以上を10分キープ」は食中毒のリスクを減らしたいためです。
この温度&時間は 厚生労働省の資料 を元に独自理論で出した値なので、食中毒の可能性はあります。不安なときはもっとバッチバチに加熱するつもりです。。
検温 |
完成
なんだかんだで、ゆるいベーコンもどきができました。
半分以上が脂 |
心配していた塩辛さも気になりません。脂身がサクサクしていて美味しいし、よくわからないけど何かいい感じの風味(きっとこれが桜チップの効果?)がして、満足行くものができあがりました。桜チップも余ってるし、また作りたいです。
翌日の朝ごはんに目玉焼きとともに食べました。
嬉しさのあまり近づいてとった |
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